就労移行支援事業所。

 長い双極性障害の療養生活の末、私は就労移行支援事業所に入所しました。

 最初に通所した施設は、うちからバスに乗って終点まで行って少し歩いたところ

 にある施設でした。運営母体は「一般社団法人」でした。その施設長は

 「障害者を就職させる業界では五本の指に入る」と豪語したいた人でした。

 入所すると朝のチェックインという名の点呼から始まり、掃除・それとよく

 わからない、ピラティスやらヘッドスパのようなカリキュラムと、時々面接

 が行われていたのです。しかしなんの意味があるのだろう、甚だ疑問に思い

 ました。私が「このカリキュラムはなんの意味があるのですか」と聞いても

 的を得たような返事は返って来なかったです。しばらくして私は諸事情に

 より、この施設を退所しました。諸事情といいますが、施設職員から

 差別的な言動を受けていたのです。ある日こんなことも言われてました。

 「お前を終了期限のない授産施設に送り込む」実際そうなってしまった

 のですが、あからさまに言われるのはいい気分がしなかったです。

  後に通所した施設ですが、そこはPCスキルトレーニングなどもあり、

 他のサイトを見ても、ごく標準的なカリキュラムだと思いました。

 そこで9ヶ月を過ごし、年齢的な問題もあったため、2018年3月まで

 通ったA型授産施設に措置されたのです。問題はその施設でも、いやもっと

 「オオアリ」の施設だったのです。 

 いま思えば無理して通所していれば、本当に自分が壊れてしまうと

 思ってます。良かったのです。